「日本の恥」というワードが8日、インターネット上のトレンドに浮上した。
7日午前(日本時間8日未明)、ワシントンのホワイトハウスで行われた、トランプ米大統領と石破茂首相による初の日米首脳会談の際にみられた、石破首相の振る舞いに対して寄せられた批判的なSNSの反応だ。
ホワイトハウスの大統領執務室内で行われた会談冒頭は報道陣に公開され、NHKも生中継で2人のやりとりを報じた。その際、ゴールドカラーのいすに座った石破首相は、座り方が少しだらしない様子に見受けられた。
また握手を求めたトランプ氏に対し、石破首相は当初いすのひじ掛けに左ひじを置いたまま応じた。その後、トランプ氏と握り合った右手に、左手を添える場面があった。
SNSには「座り方は誰も教えなかったのか…」「何で肘ついたままトランプ氏と握手しとんねん!」「肘をついたまま握手する人っているんだ」「石破さんまたやらかしたの」「外交マナーを誰もおしえられない 情けない」「なんでこんなに偉そうな態度なのかね」「早く礼儀作法教えて」など、首相の態度を疑問視するコメントが多くみられた。
一方で、「日本の恥とか散々な言われようだけれど茂さん頑張ったと思う」などと、今回の首脳会談を評価するコメントもあった。
石破首相の振る舞いは、昨年11月、首相として初の外遊となった南米での国際会議でも、批判の対象になった。あいさつに訪れたカナダのトルドー首相らに座ったまま握手で応じたり、自身から積極的に各国首脳に話しかけず自席でスマホをいじるなど、日本の代表の首相としての国際舞台での振る舞いとしてどうなのかと、波紋を広げた。