元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏(47)が8日放送の読売テレビ「あさパラS」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演。パチンコをやめたきっかけについて明かした。
この日の番組では、ドジャース大谷翔平選手(30)の元通訳で、大谷選手の銀行口座から約1659万ドル(約25億7000万円)を盗み賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(40)が、禁錮4年9月を言い渡された話題について取り上げた。
水原被告には、大谷選手と米国歳入庁に合わせて賠償金1800万ドル(約27億9000万円)の支払いも命じられた。
刑期を終えた後は日本に強制送還される可能性が高いとみられているが、堀氏は「本当の意味で更生できるのかなって、心配になってしまう。いろんなプレッシャーがかかるわけですから、またギャンブルやらないでね、とか。もしくは本当に自分を大切にしてね、とか…」と水原被告の今後を案じた。
堀氏自身も、過去にはかなりパチンコに熱中していた時期があり、「すごい当時ハマってて、若かりし頃…。それこそクレジットカードでビール券を買って、ビール券を換金して突っ込む、みたいな。本当に今は脱することができてホッとしています」と明かした。
なぜ脱することができたのかを問われると、「NHKに入局した」と笑い、「これは結構大きくて、周りの目が『堀、大丈夫?』『やめた方がいいよ』とか。自分もこうしなきゃいけないとか、そういうのがすごく大きかった」と、就職で意識が変わったことを語る。
さらに、「1回ちゃんと、お金を借りて、そういう時にできた借金とかを返したんですよ。借金を返すと、安心するっていうか。ギャンブルは(負けた分を)取り戻そうとするので…」とも振り返っていた。