石破茂首相は9日、NHK「日曜討論」（日曜午前9時）に生出演し、7日午前（日本時間8日未明）にワシントンで初の対面での首脳会談を行ったトランプ米大統領の印象について「実際に会うと、人の話をよく聞く」と語った。
石破首相は8日夜に帰国したばかり。
司会者からトランプ氏の印象について問われると、現地での会談後の共同会見で語ったように「そりゃ、テレビで見る限りは怖そうなおじさんだねというところがありましたが」と振り返った上で「実際に会って話をしてみると、人の話をよく聞く方だ」と述べた。
「こちらの主張をさえぎったりしないで、じっくり聞く感じがした。テレビで見ている印象とは違う。人は多面性があるから、いろんな人にいろんなところを見せるんでしょうが、私はこれから先、かなり落ち着いてじっくり話ができるなという印象を持った」と強調した。
出発前の国会答弁で「ケミストリーが合うかもしれない」と語っていたことを問われると「相性っていうんですかね、それは合うと思います」と、豪語した。