声優の堀江瞬(31)増田俊樹(34)雨宮天(31)と安田現象監督が9日、都内で、アニメ映画「メイクアガール」公開御礼舞台あいさつに出席した。
同作は安田監督が全編フル3DCGで製作した初の長編アニメーション。第29回CGアニメコンテストで入賞した短編「メイクラブ」をベースに、天才科学少年と彼が作りだした人造人間の少女が織りなす物語を予測不能な展開で描いていくサイバーラブサスペンスとなっている。
同作は1月31日に公開。安田監督は「普段のショートアニメより深く熱いコメントが届いてます」とした。また、「クリエーターとして憧れてやまない新海誠さんがXでコメントしてくれた」と紹介し、「好きなことに真っすぐ向き合う勇気につながった」と語った。
堀江は「普段、現場で声をかえられることがない」としたが、公開後には共演者から「面白かったけど、1回では理解できなかったのでまた見に行きます」と声をかけられたという。
増田は「周りからそういう話を聞きたかった」と漏らすと、「僕は、僕がメインの作品でも、僕が出て行くと周囲が和気あいあいとなるんです」と告白。登壇者から「嫌われてるんじゃないの?」と突っ込まれたが、「緊張感を与えられる存在なんです」。その上で、「SNSでこういうところが好きとか、もう1回見たいとかがあってうれしかった」と、ややさみしげに話した。
雨宮は「多分私も話しかけづらい存在だと思う」と続け、「SNSで初めての方と2回3回見た人の温度感が違うのが印象的だった」と話した。
堀江は「結構ご覧になられている方も多いと思いますが、多分まだまだ気付けていないポイントがあると思います。繰り返し何度も見ていただきたい作品になっていますので、よろしくお願いいたします」とアピールした。