女優吉柳咲良(20)が10日、都内で、ディズニーの実写映画「白雪姫」(3月20日公開、マーク・ウェブ監督)劇中歌&プレミア吹替版キャストお披露目イベントに出席した。
同作のプリンセスを担当する吉柳はドレス姿で登場すると、オーケストラ演奏に併せ劇中歌「口笛ふいて働こう」を歌唱。会場は水を打ったように静まって聞き入り、歌い終わると拍手に包まれた。
白雪姫役が決まった連絡は「年始にマネジャーさんから『決まったらしいです』とフラットに聞いたので、最初は実感できなかった」という。ドレス姿で登場したが、「これを着ると声を務めさせていただけるんだなと実感できて、心が温まります」とほほ笑んだ。
「やっと夢がかなった」とし、「遠くにあると思っていた憧れの存在だったので、ちょっと自分に自信が持てました」と述べた。
白雪姫との共通点は少ないとしたが、「私はネガティブになりがちな性格なので、いつも前向きで思慮深いプリンセスの心得をもって日々生活しています」と目を輝かせた。
同作を「人として大切なものを持っていて、こんな風に生きたいという理想が具現化された作品」とし、「大切に声を当てたのでぜひ映画館で楽しんでください」とアピールした。
その後、「夢に見る~Waiting on a wish~」も歌唱。2曲を初披露した。
またこの日、プレミア吹替版のキャストとして、女王役に月城かなと(34)、7人のこびとのおこりんぼ役にダイアン津田篤宏(48)、魔法の鏡役に諏訪部順一(52)の起用を発表。3人もともに登壇した。