お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(32)が11日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。ダイタクの吉本大(40)と「9番街レトロ」のなかむら★しゅん(31)が、オンラインカジノで賭博をした疑いで任意で警視庁の事情聴取を受けたことについて、定番企画「1人賛否」で言及した。
吉本興業は5日に発表した声明で、コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したことを理由に一部所属タレントの活動自粛を発表した。粗品は吉本が実名を出さずに声明を出したことで臆測が飛ぶとのネット上での指摘を紹介し「俺も言われたわ、それで言うたら。勘弁してくださいっていう話なんですけども」と切り出した。
続けて「ホンマならもうちょっと動いてからいろいろ、吉本が公式でバーンって発表してからやりたかったんですけど、1人賛否ということで。うわさ話として取り扱いました、2人ともお疲れさまで~す」と前置きした上で、決めゼリフ「ただぁ!」を発射。その上で「2人ともソシーでやったらよかったのに。金でやってまうから、あかんねん。ソシーでやらな」と指摘した。
「ソシー」とは粗品のYouTubeチャンネルの人気企画「ギャンブル4兄弟」で登場する「チンチロ」や「マージャン」でやりとりされる独自の単位。「このソシーっていうのは、何にも交換できへんし。何にも使えへん。何も買ったりできへん。そのソシーを持ってるからって何の得にもならん。お金と真逆の概念です」と説明した上で「ホンマの金でやってまうからあかんねん」と指摘した。
ソシーについて「『レートなんぼなん?』みたいに冗談で言われるけど、『金なんやろ』って。違いますから。悪いことで武道館と横アリ、埋められへんで? それ、金やったら2万人の前で犯罪してるってことやからな。あれがもし金やったら」と語った。「チンチロ」は過去に武道館、横浜アリーナでイベントを開催し、満席にしている。
最後に「2人がもし復帰できたらね、その時にちょっと皆でね、温かくイジりましょうね」と締めくくった。
同企画は「最近のSNSニュース斬った」のタイトルで、粗品自身の意見ではなく、あくまで「コント」だと前置きした上で最新の話題ニュースについてツッコミを入れていく。