国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)は11日、東京都内で開かれた定期党大会であいさつした際、昨年の衆院選後に写真週刊誌に報じられた元グラビアアイドルとの不倫問題を受けて、現在役職停止中の玉木雄一郎代表(55)に対し、激アツのエールを送った。
「趣味は玉木雄一郎」を公言する榛葉氏。あいさつでは来年の参院選での勝利に向けた決意表明や、一部でうわさされる今夏の参院選に会わせた衆参ダブル選挙に石破茂首相が踏み切りるのではないかとの見方を念頭に「衆院は常在戦場だ。ダブルがあってもいいように、幹事長は選対委員長と選挙の準備をしていきたい」などと触れた上で、最後の最後に玉木氏へのエールを口にした。
「わけあって今日、表舞台に出ることができない政治家がいます。一兵卒の玉木雄一郎です」と、役職停止のため代表としてのあいさつにも臨めなくなっている玉木氏に言及した。
榛葉氏はその上で「玉木雄一郎!この党にはあんたが必要だ!」と呼び掛け「しっかりと反省をして、もう1度、我々の先頭に立って、この国のためにいっしょに汗を流していこう」と、盟友を激アツ口調で激励した。
玉木氏は、昨年12月、不倫問題について政治倫理に反する行為との判断を党から受け、今年3月3日までの間、代表の役職を停止される処分を受けた。
玉木氏はあいさつはしなかったが、この日の党大会第2部で、花粉症対策の政策でプレゼンに立った。