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浜田敬子氏「よりによって…」維新兵庫県議の対応に強い疑問、N党立花党首への文書提供疑惑

日刊スポーツ 2025年2月12日 10時40分

元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子氏は12日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)にリモート出演し、兵庫県の斎藤元彦県知事をめぐる告発文書問題で、告発した元県民局長のものとされる情報などを、兵庫県議が「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に提供した疑惑が出ている問題についてコメントした。

告発文書問題をめぐっては、告発した元県民局長のものとされる真偽不明の情報がSNSで拡散された。立花氏は、兵庫県議会の維新の会派に所属する岸口実県議から情報提供を受けたと、動画などで主張。岸口氏は取材に立花氏との面会を認めつつ、自身から情報を渡していないと否定している。一方、維新代表の吉村洋文大阪府知事は、事実関係の調査を行う考えを示した。岸口氏は、文書告発問題を調査する兵庫県議会の百条委員会の副委員長を務めている。

浜田氏は、今回の告発文書問題について「元県民局長らの名誉を毀損(きそん)するような信ぴょう性に欠ける内容にもかかわらず、だれが(情報を記した文書を)何のためにつくったのか、だれが渡したのか、この間、問題になっていた」とした上で「そこが、よりによって百条委の副委員長だった県議が、『私が渡したのではない』と言っているが、立ち会っていたというのは非常に驚いた」と指摘。「少なくとも、なぜ(立花氏に)会ったのか、なぜ文書を渡す場面を見て止めなかったのか。文書の中身を確認しなかったのかということですよね」と、岸口氏の対応に疑問を投げかけた。

さらに「元県民局長のパソコンの中にあったプライベートな情報も、立花氏に渡っている。これもだれが流したのか。このあたりはもう少しちゃんと調査をしないといけない」と述べ「あれだけ大きな問題になったり、誹謗(ひぼう)中傷につながって、人を追い詰めてしまった。きちんと調査をしていただきたい」と、経緯の徹底調査を強く求めた。

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