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デヴィ夫人「政治の舞台に上がる」 新党「12(ワンニャン)平和党」立ち上げを正式に表明

日刊スポーツ 2025年2月12日 14時31分

タレント活動の一方、動物愛護や慈善活動でも知られるデヴィ・スカルノ夫人(85)は12日、東京都内で記者会見し、日本初の犬猫の保護に特化した新党「12(ワンニャン)平和党」を結成し、代表に就任したことを明らかにした。

夫人は「なぜ、私が今、政治の舞台に上がるのか。不思議に感じておられると思うが、人と犬や猫が共生できる社会を目指している」とあいさつした。

同党は今年7月に予定される参院選に候補者を擁立し、議席獲得を目指す。動物愛護と社会の共生を理念に掲げ、犬や猫に対する道徳観を先進国と共有することで、日本の国際的なイメージ向上にも貢献したいとしている。犬猫の食肉禁止の法制化を目指す考えで、犬や猫の保護というワンイシューに特化した政党として動き始めた。

会見には、デヴィ夫人と共同代表を務める実業家で、2014年に「世界愛犬連盟」を立ち上げた堀池宏氏のほか、昨年の東京都知事選に出馬した前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏(42)の選挙戦を手掛けた選挙プランナーで、同党の選対委員長に就任した藤川晋之助氏(71)らが出席した。

堀池氏は、日本で飼育されている犬や猫は1600万頭にものぼるとして「彼らに特化した政党があるべき」と主張。トランプ米大統領も犬の食用に反対しているという映像を紹介し「人間社会を変えて。犬や猫を救うべきだ」と訴えた。

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