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石破元幹事長「周辺に伝えたということはないと何度も否定」「調整を今しているという発言も一切しておりません」総裁選出馬意向に関する報道は”誤報”と断じる

日本海テレビ 2024年6月30日 13時11分

一部報道で総裁選への出馬が取りざたされた自民党の石破茂元幹事長は6月30日、地元の鳥取市で記者団の取材に応じ、強い語気で出馬意向に関する報道は“誤報”だと断じました。

自民党 石破茂元幹事長「周辺に伝えたということはないと何度も否定をしておるところです。また調整を今しているという発言も一切しておりません。そういうことです」

9月に予定されている自民党総裁選では、石破元幹事長が次期首相候補などに関する各種メディアの世論調査でトップを飾るなど、国民の注目が高くなっています。こうした中、6月28日には一部メディアが総裁選への出馬意向を固めたと報道。日本海テレビの取材に対し、石破元幹事長は「近年まれに見るひどい記事」などと不快感を示していました。

30日、石破元幹事長は鳥取市で開かれた自民党鳥取県連の青年局・女性局合同大会に出席。来賓としてあいさつに立ち、3月の鳥取県議補選や4月の衆議院島根1区補選への協力について、党員に謝意を示したほか、「政治とカネ」の問題で失墜した自民党への信頼を「新たな党の姿」を示すことで、取り戻す必要があると改めて強調しました。

大会では、県連の斉木正一幹事長が石破元幹事長にエールを送る一幕も―。

自民党県連 斉木正一 幹事長「わが石破県連会長には何としてでも頑張ってもらわないといけないと個人的に思っています。ぜひその時になりましたら、皆様方の絶大なるご支援をいただけますよう、お願い申し上げます」

会場は、大きな拍手に包まれ、地元からの期待の大きさを感じさせました。

その後、記者団の取材に応じた石破元幹事長。総裁選出馬についての報道について、語りました。

自民党 石破茂 元幹事長「こういうことを決める時、あるいは伝える時は家族であり、事務所のスタッフであり、そして40年近く支えてくださった地元の方々であり、そういう方々に言わないで、周囲に語るということは私はやらない」

また「(国民の期待に)応えないといけないというのは公人として認識している」と話し、引き続き総裁選出馬への道を模索していく考えを示しました。

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