島根県雲南市の70代男性が交際をあっせんする名目で190万円をだまし取られる被害に遭いました。
雲南警察署によりますと、5月15日に雲南市に住む70代の男性がSNS上で知り合った女性から女性とデートできるウェブサイトを紹介されました。そのサイトによると、
・デートするには会員登録が必要
・会員登録には認証が必要で、認証には費用がかかる。認証が完了すればお金がかえってくる
・会員になるためにはまず5000円必要で、その後3段階の認証が必要
などと説明があり、男性は会員になるため5000円を指定された口座に振り込みました。その後、デート手当1000円と合わせて6000円が返金されました。
男性はサイトを信用し、その後5月23日から6月4日までの間、4回にわたり指定された口座に登録費用として合計190万円を振り込みましたが、会員登録はされず、お金の返却もなかったため不審に思い警察に相談したところ被害が判明したということです。
警察はSNSで知り合った相手から「異性を紹介する」「手数料が必要」と要求される場合は詐欺を疑い警察に相談するよう呼び掛けています。