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市民の憩いの公園の一部を提供 新病院の建設に向けて 鳥大病院と米子市が覚書締結式 鳥取県米子市

日本海テレビ 2024年7月8日 18時22分

市民の憩いの公園の一部が病院再整備のため提供されます。鳥取大学医学部附属病院は、新病院の建設に向けて鳥取市米子市から湊山公園の一部の提供を受けることになり、7月8日に覚書の締結式が行われました。

米子市にある鳥取大学医学部附属病院は、隣接する湊山公園の一部の用地を使って病院の再整備を目指しています。

これを受けて8日、米子市と鳥取大学医学部附属病院との間で市有地の湊山公園の用地提供に関する覚書の締結式が行われました。用地提供は、適正価格による売買によって行うことを基本とし、具体的な内容や条件は、今後両者で協議するとしています。

鳥取大学 中島廣光 学長

「再整備に対する準備として確実な一歩を踏み出したということで、非常にうれしく思っています。(医療充実で)市民に対して非常に貢献できると思っています」

米子市 伊木隆司 市長

「土地を提供するということは、これから先の病院や病棟の再編にとって大変重要であると、長年の課題というものも大きく前進することになりました」

また8日は、鳥取県も含めた3者による病院再整備に関する連携協定も交わされました。この連携協定は、病院の再整備を円滑に行い、地域の医療や福祉の向上などを3者で協力して進めていくとしています。

鳥取県 平井伸治 知事

「これから力を合わせてやっていくと。地域が必要とする医療の対策に是非(再整備による)新しい病院の中で応えうるものにしていただけると思います」

鳥取大学医学部附属病院は、新しい病院の建設について2029年の着工を目指しています。

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