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【パリ五輪】「メダルをもっていい報告ができたら」 “ホッケータウン”の島根県奥出雲町でホッケー女子日本代表壮行会

日本海テレビ 2024年7月9日 17時37分

パリオリンピック開幕まで残り2週間ほど。ホッケー女子日本代表としてパリへ向かう島根県奥出雲町出身の3人が地元で壮行会に出席しました。

大きな拍手で迎えられたのは、パリオリンピックの女子ホッケー日本代表・さくらジャパンの小早川志穂選手、長谷川美優選手、山本由佳理コーチの3人です。7月8日、3人の地元島根県奥出雲町で壮行会が開かれ、多くの地元住民が駆け付けました。

小早川志穂 選手

「夢に描いていた目標にしていたオリンピックっていう舞台に選んでいただき、その舞台に立てるということがすごくうれしく思います」

前回の東京オリンピックは、じん帯のけがで出場が見送られた小早川選手。今回が初めてのオリンピックの舞台です。空中にボールを浮かせて相手を抜く“3Dドリブル”を武器に世界の舞台へ挑みます。

同じくオリンピック初出場でチーム最年少の長谷川選手(22)。壮行会では、緊張した面持ちを見せていました。

長谷川美優 選手

「オリンピックが終わりじゃなくて、オリンピックでいい結果を残して恩返しができるように、これからもっとがんばっていきたいと思います」

一方の山本コーチ。現役時代にはアテネ、北京、ロンドンと3大会連続でオリンピックに出場。今回はチームを支えるマネージャー兼コーチとしてさくらジャパンに同行します。

山本由佳理 コーチ

「選手の時とは違った形で、しっかり選手がより良い環境で試合ができるように努めていきたいと思います」

“ホッケータウン”として知られる奥出雲町。この町からオリンピック選手が誕生するのはこれで6大会連続です。夢の舞台への切符を手にした3人。壮行会では仲間や家族、後輩からの心のこもったエールを受け取りました。

小早川選手の父親

「ずいぶん成長した姿を見せてくれたと思います。まずはトーナメント出場。そこからは、一戦一戦勝ち進んで行ってほしいと思います」

中学校の後輩

「とってもうれしいし、自分たちの先輩なので誇りに思います。自分たちにできる精一杯の応援をしたいと思います」

地元の応援を後押しにさくらジャパンの勝利へ向け決意を新たにしました。

長谷川美優 選手

「壮行式だったり、こういうユニフォームを着ると本当にオリンピックに出るんだって実感がわいてきました。メダルをもっていい報告ができたらいいなと思います」

小早川志穂 選手

「皆さんの応援や不安や緊張を力に変えて、フォワードとして多く得点をとれるように頑張りたいと思います。本日はありがとうございました」

ホッケー女子日本代表の初戦は7月28日、ドイツを相手に戦います。

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