鳥取県警は7月11日、鳥取市に住む40代の男性がSNS型の投資詐欺に遭い、20万円をだまし取られたと発表しました。
警察によりますと、男性は今年3月スマートフォンで元証券会社の社員を名乗る男の投資に関するサイトを見つけ、SNSアプリでメッセージのやりとりを始めました。その後、男の秘書だという女とも連絡をとるようになり、投資学習のグループチャットに招待されました。やり取りを続ける中で、男性は株式投資で利益が出ると信じ込み、株式投資を始めることを決意。女から「最高で90％以上の利益が得られます」「資金を追加して先生の操作に従うことを勧めます」などとメッセージがあり、株式投資の資金として指定された口座に今年5月から6月にかけて、2回にわたり合計20万円を振り込みました。
男性が利益分を出金しようとしたところ、手数料や税金の支払いが必要と言われ、不審に思い親族に相談する中で詐欺に遭っていたことが分かったということです。
警察は、ネットで知り合った面識のない人の投資話は詐欺の可能性があるなどとして、注意を呼び掛けています。