うだるような暑さが続く山陰地方。そんな中、夏の便利なアイテムの扱いには注意が必要です。
厳しい暑さが続く中、手軽に涼しくなれる携帯扇風機。しかし、便利グッズには注意すべきこともあります。
nite(製品評価技術基盤機構)が行った実験では、扇風機が突然爆発し、粉々になっています。内蔵のバッテリーが落下などの強い衝撃を受けたことが原因で、バッテリーの内部がショートし、破裂してしまったのです。niteは、扇風機が強い衝撃を受けた場合は使用せず、販売店に相談するよう呼びかけています。
また、遠出が増える今の時期。危険はこんなところにもー。
スマートフォンなどの充電で使うモバイルバッテリー。こちらもniteが行った炎天下の車内にモバイルバッテリー放置する実験では、バッテリーがどんどん膨らみ、勢いよく炎が燃え上がっていました。
JAFによりますと、気温が35℃の場合、車内の温度は最高57℃で上昇。さらにダッシュボードの温度は最高79℃にまで達し、サウナと変わらないような暑さとなってしまいます。
モバイルバッテリーは熱に弱いため、膨張し発火する恐れがあるのです。
手軽で便利なこれらのアイテム。今後も暑さが続く中、注意が必要です。
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