島根県益田市に住む男性が、マッチングアプリで知り合った「あかり」と名乗る女から609万円の暗号資産をだまし取られるロマンス詐欺の被害にあいました。
益田警察署によりますと今年2月、益田市に住む60代の男性がマッチングアプリで知り合った「あかり」と名乗る人物に好意を抱くようになりました。
4月には相手からLINEのやり取りで「ネットショップのことを教えてあげる」「1件あたり利益は20%くらいです」とインターネットショッピングサイトの経営について勧誘をうけ、男性は相手を信用し、指示に従い暗号資産取引用のアプリをダウンロード。4月から5月にかけ、偽のインターネットショップサイトに出品する商品の仕入れ代金で449万円、ネットショップからお金を引き出せるようにするための保証金として160万円の合わせて609万円を暗号資産で送金しました。
インターネットバンキングで利用していた金融機関から口座に不自然なお金の動きがあると男性に連絡があり、警察に相談し被害が発覚しました。
警察は出会い系アプリやSNSで知り合った相手から儲け話が出たら詐欺を疑い、すぐに警察に相談してほしい呼びかけています。