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鳥取県立中央病院 消防からの指示要請を拒否 前救命救急センター長に戒告処分

日本海テレビ 2024年8月10日 13時41分

鳥取県立中央病院の前の救命救急センター長が消防からの指示要請を独断で拒否していた問題で鳥取県病院局は前センター長を戒告処分としました。

8月9日付けで戒告の懲戒処分を受けたのは鳥取県立中央病院の前の救命救急センター長である男性医師(55)です。

男性医師は去年12月消防が要請した救急救命士への指示要請を独断で拒否していました。

鳥取県病院局は処分理由について「鳥取県東部の救命活動の要となる立場にありながら現場の活動に混乱を与えた」としています。

男性医師は処分に対し「今回取った行動は適切ではなかった」として処分を受け入れています。

中央病院の廣岡保明院長に対しても「前センター長の行動を未然に防ぐことができた可能性がある」として文書による注意を行っています。

また、今回の件で明るみになった「目を合わせず無視する」「一方的に電話を切られる」といった中央病院の医師から東部消防局職員へのパワーハラスメント事案23件のうち、病院側が設置したハラスメント防止委員会が検証を行った7件について、1件がパワハラに該当すると認定しました。

委員会は「パワハラとされた発言には基本的に丁寧語が用いられていてその多くはハラスメントにまで該当することはない」と報告をまとめています。

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