今年のテーマは「お得にいいものを」。鳥取市の百貨店で毎年恒例のお中元解体セールが始まりました。
中山紗希 アナウンサー
「鳥取市の丸由百貨店では、オープン前にも関わらず、すでに店の入り口には列ができています」
オープンと同時に続々と中へ入っていく人たち。みなさんのお目当ては、8月28日から始まったお中元の解体セール。会場では、食用油に昆布やのりなど、約300点が20パーセントから最大50パーセントの割引価格で販売されています。
訪れた人
「毎年昔から何十年もきています。そうめんをね、今年、来年に向けて保存しておこうと思って買いました」
中には、かごからあふれるほどの商品を購入する人の姿も。
訪れた人
「差し上げたいので、お友達にも。かなりお安いですね。いいものがお安くなっているから」
「収入がないのに年金はどんどん減っていくし、物価はどんどん上がるでしょ。年寄りにはちょっときつい世の中ですね。助かります」
物価高が続く中、鳥取産のブランドハムや9月から値上げが予定されているコーヒー、そしてワインにビールなどがお得に購入できるとあって、平日にも関わらず多くの人でにぎわっていました。丸由百貨店によりますと、今年は去年より100万円多い950万円の売り上げを見込んでいるということです。
丸由百貨店営業企画課 高嶋優さん
「今回は（お客さんの入りは）多いですね。やっぱりこのあと台風も控えているっていうのもあって、早めに来て買い物をしてみようというお客さんも多いのかなというような印象です。もちろんお得ですし、デパートならではのいいものもたくさんあるんですが、美味しいもの、あまり見ないものもそろえいますので、買い物も楽しんでいただいて、家に持って帰っていただいてご家族で楽しんでいただけたらと思います」
開店20分足らずで入場制限が設けられるほど大盛況のお中元解体セール。鳥取市の丸由百貨店で9月1日(日)まで開催されています。
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