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ヨーロッパを代表するガラス工芸作家 エミール・ガレなどの作品の常設展示を開始 米子市の新たな観光目玉として注目 鳥取県米子市

日本海テレビ 2024年8月30日 17時5分

鳥取県米子市の「山陰伯耆国米子アジア博物館」にヨーロッパを代表するガラス工芸作家のエミール・ガレ作品の常設展示が始まりました。

米子市にある山陰伯耆国米子アジア博物館の館内の一角では、19世紀末から20世紀初頭にかけ、ヨーロッパで広まった装飾様式「アール・ヌーヴォー」期を代表するエミール・ガレやドーム兄弟などといったガラス工芸作家の作品の常設展示が行われています。

これらは、米子市出身で広島県在住の井上幸夫夫妻が30年にわたって収集した井上コレクションの作品で、会場には米子市に寄贈された79点のうち47点が展示されています。

ドーム兄弟の白の彫刻が施され華やかで趣がある花器や、花瓶やランプなど色鮮やかな柄の作品が数多く展示されています。今後は、不定期に展示作品の入れ替えも行います。

訪れた人

「素晴らしいです。1点1点が、都会に行かないと見れないものが、こうやって一度に見させていただけるのは幸せですね」

山陰伯耆国米子アジア博物館 佐伯憲昭 支配人

「これだけ多くのガレ、ドーム兄弟のガラス工芸作品を見られるところは、そう多くありませんので、県内外多くの方に見ていただいて、少しでもガラス工芸“アール・ヌーヴォー”に接していただきたいと思います」

ヨーロッパを代表する貴重なガラス工芸作品の数々が鑑賞出来る山陰伯耆国米子アジア博物館の常設展示。米子の新しい観光の目玉として注目されそうです。

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