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【自民党総裁選告示】石破茂元幹事長含む9人の論戦がスタート 石破氏の地元・鳥取では支援者が党員に支持を呼びかける

日本海テレビ 2024年9月12日 18時19分

9月12日に告示された自民党総裁選。山陰からは衆議院鳥取1区選出の石破茂元幹事長が立候補。9月27日の投開票に向け政治とカネの問題や経済政策など論戦がスタートしました。

12日午前10時、立候補の受け付けが始まり自民党本部で候補者の代理人が推薦人の名簿などを提出し、届け出を済ませました。今回の総裁選には、これを自身最後の挑戦と位置付ける石破茂・元幹事長(67)をはじめ、小泉進次郎・元環境大臣(43)や高市早苗・経済安全保障大臣(63)など過去最多となる9人が立候補。午後には、候補者による演説会が開かれ、それぞれ総裁選への決意を語りました。

石破茂 氏

「今のままでいけばあと80年で日本人は半分になるということです。本当にそれでいいのか。所得が上がらないままでいいのか」

小泉進次郎 氏

「政治改革、規制改革、人生の選択肢の拡大。この3つの改革を断行します」

高市早苗 氏

「強い強い日本列島を共に作っていこうじゃありませんか」

◇ ◇

鳥取市では鳥取県総裁選挙管理委員会が県内の党員・党友1万220人に向け投票用はがきの発送準備を急いでいました。投票用はがきは9月17日に党員などの手元に届くということで、郵送による受け付けは開票日の前日、9月26日まで行われますが事務局では遅くとも24日までにはがきを投函してほしいと呼びかけています。

また、自民党鳥取県連の事務所には投票箱が置かれ、直接の投票も受け付けるということです。

今回の総裁選では、前回に続き全国の党員・党友による投票が行われます。全国の党員票は党本部でまとめ、国会議員の367票と同じ数が各候補者の得票数に応じて振り分けられるため。いかに党員票を確保するかが、総裁選の結果に大きく影響することになります。

鳥取県鳥取市内にある石破茂事務所ではー。

「頑張ります、ありがとうございました。失礼します」

支援者が県内外の党員に電話で石破元幹事長の支持を呼びかけていました。

地元からの総裁選立候補に対し、鳥取市ではー。

街の人

「石破さんは若い時からとにかく地元と自民党を“俺が変えるんだって”いう今でも書いてあるでしょ。まぁ最後のチャンスだから頑張ってもらいたいですね」

「鳥取県初になりますから、長年の夢を皆でかなえてあげられたらなと思いますね」

一方、同じ山陰の島根県松江市では―。

街の人

「(総裁選への興味は)そんなにないです。山陰地方としては石破さんを応援すべきなのかなと思います」

「ネットとか若い人には、河野さんが人気だなってイメージはあります」

「僕は高市さんですかね。一番話を聞いていて私の中では しっくりくるなと」

27日の投開票に向け、本格的な戦いが始まった自民党総裁選。9月20日には、島根県松江市で候補者による演説会が開かれる予定です。

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