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「(平均)糖度が過去最高」 「西条柿」と「伊豆柿」の品質を調べる査定会 記録的な暑さのため玉太りや色づきの遅れもあり 島根県出雲市

日本海テレビ 2024年10月2日 17時14分

秋が深まる中、旬を迎えているのが「柿」。本格的な出荷シーズンを前に島根県出雲市では10月2日、今年の柿の品質を調べる査定会が行われました。

まるまると熟した柿。出雲市平田町で行われた査定会には、収穫したばかりの「西条柿」と「伊豆柿」がずらりと並びました。

査定会では色、大きさなど見た目のほかに、実の硬さや糖度などを測定。今年は記録的な暑さが長く続き、全体的に玉太りや色づきが遅れていているということです。しかし、糖度は例年を上回り、

・西条柿の平均糖度は21.40度

・伊豆柿の平均糖度は16.43度

となっていて、小ぶりながら糖度がしっかりとのった仕上がりになりました。

JAしまね 出雲平田柿部会 川瀬利治 部会長

「(平均)糖度が過去最高ぐらいの高さになっています。やっぱり平田の柿は甘くておいしかったと消費者の方に言ってもらえるように、そういう風に届けていきたいと思います」

伊豆柿に関しては、カメムシの被害を受けましたが、西条柿と合わせて353トンと例年並みの出荷量になる見通しです。柿の出荷は年末まで続くということです。

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