島根県警出雲警察署は10月11日、出雲市斐川町のアパートで母親の首を切りつけたとして、同居の30代の娘を殺人未遂の容疑で逮捕しました。
逮捕されたのは、出雲市斐川町上直江に住む無職の女(38)です。
警察によりますと11日午後4時半ごろ、アパートの部屋を福祉施設の職員が訪問したところ、この部屋に住む70代の母親が首に切り傷を負い、ベッドで横になっているのを発見し、通報しました。母親は軽傷で、命に別条はないということです。
駆け付けた警察官が、室内で凶器とみられるL字型カミソリを発見したことなどから、女を逮捕しました。女はこの部屋で両親と3人で暮らしていて犯行当時、父親は外出していました。
警察の調べに対し女は「殺すつもりはありませんでした」と一部容疑を否認しています。警察が、犯行の動機などを詳しく調べています。