10月21日、鳥取県境港市にある境夢みなとターミナルに今シーズン最後の豪華クルーズ客船が寄港しました。
10月21日の朝、 韓国の束草(そくちょ)港から境港に寄港したのは、1938人が乗船した全長285メートル、オランダ船籍の豪華クルーズ客船「ノールダム」です。
4年前に寄港する予定でしたが、コロナ禍の影響で今回境港に初めて寄港しました。10月21日は、午前11時からセレモニーが行われ、境港市の伊達市長らがクルーズ客船の船長などに記念品や花束を贈り盛大に歓迎していました。
今年境港には、去年より3隻多い31隻が寄港。今回の寄港が今シーズン最後となります。
境港管理組合 岩下久展 事務局長
「去年を上回る寄港をいただいたことは感慨深かったです。にぎわいが戻ってきました。(寄港数が)右肩上がりのペースになっていることは、非常に地元の経済にとっても良いことだと思います」
10月21日は、境港総合技術高校の生徒たちも世界各国から訪れた乗客を盛大に歓迎。食品・ビジネス科の2年生の生徒たちが自ら手がけたサバやマグロの缶詰を英語を使って販売しました。
オーストラリアからの乗客
「かわいい、とても印象的。とてもうれしい」
乗客と交流した高校生
「(交流は)すごくうれしい。笑顔とか積極的に“ハロー”とか言ったりします」
「めちゃくちゃ楽しいし、世界につながると関わりとか関係も増えると思うので(この実習は)ありがたいです」
境夢みなとターミナルにクルーズ客船が寄港して今年で4年目となりますが、海外からの乗客との交流は世代を超えて広がってきています。境港管理組合では、来シーズンは、約40隻のクルーズ船の寄港を目指すとしています。
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