闇バイトによる強盗事件や巧妙化する特殊詐欺から市民を守るため、10月23日に警察とコンビニエンスストアが連携し、対応訓練を行いました。
10月23日は、島根県出雲市のコンビニエンスストアで強盗・特殊詐欺対応訓練が行われました。
最近では首都圏で闇バイトによる強盗が多発し、特殊詐欺被害が県内でも拡大するなどさまざまな犯罪に対応するために、警察とコンビニエンスストアが連携し、強盗が押し入った場合の初動を確認しました。
訓練ではまずは身の安全を確保しその後、警察に通報。犯人の特徴や逃走手段、逃げた方向など店員は犯行から逃走までの短時間で得た情報を警察官に伝えていました。
ファミリーマートJAいずも塩治東店 曽田孝彦 店長
「訓練が始まる前は、ある程度頭でシチュエーションを想定しながら待機していたんですけど、一瞬、どうしようとなるので、普段から備えておかないといけないなということがすごくわかりました」
そのほか最近手口が巧妙化する特殊詐欺について、高額の電子マネーを買いに来た高齢者に声をかけるなど被害を未然に防ぐ訓練も行っていました。
出雲警察署 生活安全課 秋田智子 課長
「警察だけの力では、被害を防止することは難しいところがあります。今後もコンビニの皆さまと連携して、関係を築いて一緒に市民の皆さまの財産や安全を守っていきたいと思います」
出雲警察署は、コンビニで電子マネーを購入するよう指示された場合はまずは詐欺を疑ってほしいと呼びかけています。
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