来年秋に放送される朝の連続テレビ小説「ばけばけ」の主人公のモデルに決まった松江ゆかりの文豪・小泉八雲の妻・セツ。そのヒロインが発表され、松江市長も松江のPRに期待をよせています。
名作「怪談」に代表される、松江ゆかりの文豪・小泉八雲の妻・セツをモデルに、来年秋からの全国放送が決まっている連続テレビ小説「ばけばけ」。そのヒロインに抜てきされたのが、俳優の「髙石あかり」さん21歳。宮崎県出身の髙石さんは朝ドラのヒロインのオーディションとしては過去3番目に多い2892人から選ばれました。
10月29日、発表の動画をスマートフォンで見ていた松江市の上定市長。
松江市 上定昭仁 市長
「すごくハキハキお話してらっしゃって、すごくしっかりした印象を受けました。小泉セツさんはすごく合うんじゃないかな」
今年6月、「ばけばけ」が制作発表されてから、島根県松江市の小泉八雲記念館の入館者も増え、さっそく朝ドラ効果に沸いています。
高井和代 記者
「ドラマで町を盛り上げようと、松江市役所には朝ドラ応援室も設置されました」
10月1日、松江市の観光振興課内には、「小泉八雲・セツのドラマ応援室」も設置され、「ばけばけ」を契機に、松江の魅力を発信するイベントやドラマPRなど、朝ドラを通じた観光戦略に取り組むとしています。
松江市 上定昭仁 市長
「これから活躍される若手の俳優さんがヒロインになっていただいたということは、まず松江という町を髙石さんに表現いただく絶好の機会だと思うんです。ばけばけの名の通り、松江も髙石さんも今後どういうふうに化けていくかということを、皆さんに見守っていただきたいなと思っております」
朝のドラマを見るのが今から待ち遠しい上定市長。より魅力を増してばけていく松江市になるよう、期待をよせています。