島根県警松江警察署は11月6日、松江市に住む30代の男性がマッチングアプリで知り合った相手に約320万円をだまし取られるロマンス詐欺の被害に遭ったと発表しました。
警察によりますとことし8月上旬、マッチングアプリで出会った「ゆず」と名乗る者と知り合い、LINEで連絡を取り合うようになりました。「ゆず」に好意を抱いた男性は「きっと儲かる」などとネットショップの経営を持ち掛けられるまま、ショップを開設。ショップの運営費を振り込むと、サイト上で利益が出ているように見えたため、継続的に費用や補償金などを支払っていました。
男性は9月下旬になっても出金することができなかったため、インターネットで調べたところ、詐欺の手口であることが分かり、警察に相談。被害が判明しました。合わせて320万円余りをだまし取られたということです。
警察は、SNSやネットで知り合った人からの儲け話は、詐欺を疑い警察に相談するよう呼びかけています。