鳥取銀行の発表した2025年3月期(2024年4~9月期)の中間連結決算は、純利益が前年同期比5%減の7億1300万円で、2年ぶりの減益となりました。
売上高に当たる「経常収益」は株式売却益の増加などを受け、同18.9%増の86億3900万円でした。一方、経常利益は同9.3%減の10億4200万円となりました。
銀行単体の貸出業務など本来業務の利益を示す「コア業務純益」は同28%減の8億8400万円でした。賃上げや設備投資による経費の増加のほか、預金金利の引き上げに伴い支払利息が増加したことなどが響きました。
通期の連結業績予想は、経常収益が15億円(前期比7%減)、純利益は10億5000万円(同0.5%減)のまま据え置きました。