鳥取県北栄町特産の長芋「ねばりっこ」の収穫が始まり、11月13日、初出荷式が行われました。
13日は「ねばりっこ」の生産者やJA鳥取中央の関係者が式に出席し、くす玉を割るなどして初出荷を祝いました。
ねばりっこは通常の長芋よりも粘り気が強く、コクがあるのが特徴で、鳥取県のみで生産されている長芋です。今年度は「ねばりっこ」と「砂丘長芋」を合わせ町内74戸の農家が約30ヘクタールの栽培面積で生産に取り組みました。
JA鳥取中央によりますと、今年は夏の猛暑や干ばつの影響を受けたため、収穫量は去年より80トンほど少ない688トンを予定し、販売額は4億4000万円を目指すということです。
JA鳥取中央 長芋生産部 竹本健二 部会長
「鳥取県の砂丘地でできるコクのある長芋になっています。 日本全国の皆さんにおいしく食べていただけたらと思います」
「ねばりっこ」の収穫は、来年3月まで行われ、県内をはじめ、関東や関西などに向けて順次出荷される予定です。
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