「『切腹コンテスト』の参加者を募集いたします。プラスチック刀で切腹後、30秒~1分間のたうち回る名演技を披露して下さい。迫真に迫る名演技を見せた方が優勝です!」
11月9日の新聞に掲載された「切腹コンテスト」募集の一文。松江市役所のテラスで、プラスチックの刀で切腹後、30秒から1分間、のたうち回る演技を披露し、その演技力を競うというもの。これについて、SNSでは賛否が。
「松江市では恒例なんですか!!?」
「とても楽しそうで近ければ参加したいです」
驚きや肯定的な声の一方で、目立ったのがー。
「切腹は遊びではないので、あまり茶化すのは感心しません」
「のたうち回る様子が見たいってなんか悪趣味」
「市役所で??本気か??」
といった批判的な声。
これを受け、12月14日のイベントで開催する予定だった「切腹コンテスト」は中止に。場所を提供した松江市は、取材に対し「イベントをしたいと相談がありフリーマーケットだと聞いた。コンテストをすることは新聞を見て知った」と事前に知らされていなかったと話しています。
また、主催者は「フリーマーケットへの集客を増やすため考案したが、松江市や参加を希望していた多くの人に迷惑をかけることになり大変申し訳ない」とコメントしています。
松江市は、今後イベントの詳細まで聞き取ったうえで、場所の提供について判断することにしています。
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