早くも年末年始に向けた動きです。皆生温泉旅館組合のメンバーが11月14日、鳥取県の米子市役所を訪れ、忘新年会では地元の皆生温泉を利用して欲しいとPRを行いました。
鳥取県の米子市役所を訪れたのは、皆生温泉旅館組合の伊坂明組合長など3人です。伊坂組合長らは、皆生温泉オリジナルの法被を着て米子市の伊澤副市長に対し、忘新年会は、是非、地元の皆生温泉を利用して欲しいとPRしました。
皆生温泉は、新型コロナの影響で忘新年会の時期も含め、4年間大きな打撃を受けました。今も人手不足など影響は残っているものの、規制がなくなった去年から忘新年会の利用者は、ほぼコロナ前に戻ってきたそうです。
皆生温泉旅館組合 伊坂明 組合長
「(コロナ禍は)本当に長かったですけど、これからますます皆生温泉を盛り上げていきたい。今年は是非、地元の方にもたくさんの方に皆生温泉にお越しいただいて、忘新年会を楽しんでいただきたい」
皆生温泉各旅館の今シーズンの忘新年会の予約は11月から始まっていて、11月下旬から12月中旬がピークになるとみられています。松葉ガニや鳥取和牛など地元特産の食材を活かしたプランが用意されていて、1泊2食付き1万5000円のコースも人気を集めそうだということです。
コロナ禍の長いトンネルを抜けて、忘新年会もほぼ元通りに回復してきた皆生温泉。旅館組合では地元の人たちにも多く利用してもらうため今後も幅広くPRしていくとしています。
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