鳥取県日南町の旧日野上小学校の校庭にある日野上(ひのかみ)イチョウ。まちのシンボルツリーとして、長年、多くの人たちに愛されています。このイチョウは高さが13メートル、樹齢は100年を超える大木です。
今年は、気温の高い日が続いたことで、色づきが2週間ほど遅れていました。しかし、このところの冷え込みでようやく上の部分から少しづつ黄色に色づき始めました。
11月15日は、時折り小雨が降る天候となりましたが、次々と観光客が訪れ、イチョウをバックにカメラに収めながら深まる秋を堪能していました。
訪れた人
「ちょっとあいにくの雨なんですけど、きれいです」
「もっと黄色いイメージがあったので少し残念ですけど、この大きい木を見られただけで元気はもらえます」
日野上まちづくり協議会 安達茂樹さん
「晴れ空に黄色のグラデーションに輝くイチョウを見てもらうのもいいけど、きょうみたいなくもりの日だと、より黄色が鮮やかに出ていろいろなイチョウの表情を楽しめると思うので。イチョウに会いにきてやっていただければ喜びます」
葉が散った後は、地面でイチョウのじゅうたんも楽しめる日野上イチョウ。今年は例年より長く見頃が続き来週いっぱい楽しめそうです。なお、11月17日までは混雑防止のため、大イチョウ周辺は車の駐車は出来ず、シャトルバスが運行されています。
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