11月に漁が解禁された鳥取の冬の味覚ズワイガニ。そんなカニをさらに楽しんでもらおうと11月16日、鳥取市でイベントが開かれました。
朝から大勢が並んでいたのは鳥取市の賀露港で開催された「鳥取かにフェスタ」。11月に解禁されるズワイガニ漁に合わせ、漁協などが毎年、開いているものです。
会場には、カニの魅力に触れるさまざまなブースが並び、カニに触れられるコーナーでは、子どもたちからカニの重さや固さに驚く声が上がっていました。一方、別のブースでは「親ガニ」と呼ばれるメスのズワイガニが器いっぱいに入った「かに汁」が1000食分振る舞われ、磯の香り漂う会場で来場者は冬の味覚を堪能しました。イベントを主催する鳥取県漁協の岡部督・賀露支所長は「漁師は冬の海が荒れる中、頑張って漁に向かっている。ぜひ皆さんにカニを買っていただけたら」と話していました。
鳥取県によりますと、賀露支所の11月7~14日までのズワイガニの水揚げ量は、およそ24トンで、水揚金額はおよそ9100万円。今シーズンの漁は前漁期と同じペースで進んでいて、水揚げは順調だということです。
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