黄色や赤に染まり、秋の深まりを告げる木々たち。鳥取県智頭町にある国の重要文化財、石谷家住宅の庭園です。こちらでは、紅葉シーズンに合わせた秋の庭園の特別公開が行われています。
特別公開中は、ふだん立ち入ることができない庭園の散策や裏門すぐそばの大イチョウも間近で眺めることができます。訪れた人は、ガイドの説明に耳を傾けながら色づいた木々に見入っていました。
訪れた人
「まあ、すごいですね。紅葉もね、緑も黄色も赤もあって素晴らしいなと思ってます」
「すごいきれいでした、イチョウと紅葉と。今年初だったので見られて良かったです。今年一番のりでした」
例年と比べて約1週間早く色づいた石谷家住宅の紅葉。今まさに見頃のピークを迎えているということです。
そして、紅葉の他にも注目なのがー。
稲葉街道ふるさと振興財団 隂山愛さん
「茶室の杉皮ぶきなんですが、先月にふきかえたばかりで今しか見られない貴重なものになってます」
茶室の杉皮ぶき屋根は、老朽化のため13年ぶりに張り替えられたばかり。杉皮はすぐに色がなじむので、初々しい茶色が見られるのは今だけだということです。
限定づくしの石谷家住宅の秋の庭園公開は、11月15日から17日まで行われています。
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