北朝鮮による「拉致問題の早期解決を願う国民のつどい」が11月24日、米子市で開かれました。
この集会は政府と鳥取県などが開催しているもので今年で15回目を迎えます。今年は政府から拉致問題担当相を兼務する林芳正官房長官が出席しました。
林芳正 官房長官
「2002年に5人の被害者の皆さまがご帰国されて以来、1人もご帰国が実現していないというのは、大変痛恨の極みであり誠に申し訳なく思っているところでございます。石破政権の最重要課題であるということで、(拉致問題に)取り組んでまいりたいと思っております」
また、米子市の拉致被害者松本京子さんの兄・孟さんも登壇。妹の失踪から47年もの歳月がたってしまったことを踏まえ、拉致問題の早期解決を訴えました。
拉致被害者 松本京子さんの兄・孟さん
「妹が帰ってくる。そのことだけを楽しみに生きているんです。松本京子が帰ってこられるその日まで、どうぞよろしくお願いいたします」
24日は、鳥取県の平井知事などが、拉致被害者の早期帰国の実現を求める要望書を政府に提出しました。
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