去年7月に閉店した島根県松江市中心部の老舗店舗の跡地に新たな複合施設がオープンします。メディア向けに11月25日に完成した施設が公開されました。
空き店舗を改装した複合施設。その名も「しらかたBASE」。地元野菜を販売するカフェや松江商工会議所の相談ブースなどが並びます。11月25日、関係者が出席する中、オープニングセレモニーが開かれました。
都市再生推進法人まつくる 中尾禎仁 社長
「やっぱり空き店舗は歯止めがかかっていないのが正直なところで、できるだけ人が集まるというような店舗さんが入っていただいて、本当にありがたいと思っています」
この施設、以前は郷土料理である「あご野焼き」を製造する老舗・長岡屋茂助が所有するビルでしたが、去年7月に倒産。その後、空きビルの活用に向け準備が進められていました。
入居するカフェが提供するランチでは、ラタトゥイユをベースにしたガパオライスや副菜がたっぷりとれる八百屋ランチなど4種類のランチが味わえます。25日はメニューの試食会も行われました。
都市再生推進法人まつくる 中尾禎仁 社長
「できるだけ異業種が集まることによって、お客さまの流れを少なからずともずっと絶えないようにしていきたいなと」
複合施設しらかたBASEは、11月26日にオープンする予定です。
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