水泳・女子板飛び込みで2大会連続オリンピック出場の三上紗也可選手が子どもたちを前に挑戦する大切さを語りました。
11月29日、鳥取県八頭町の船岡小学校を訪れたのは、米子市出身の三上紗也可選手と安田千万樹コーチです。小学2年生から飛び込みに励み続け、東京・パリと2大会連続でオリンピックに出場した三上選手。今回の特別授業では実体験を交えて『失敗を恐れず挑戦する大切さ』を伝えました。
三上紗也可さん
「本当に特別な才能があったわけでもないですし、特別頭が良かったわけでもないです。たくさんの失敗を経験して、10回失敗したうちの1回の成功があったから、オリンピックに出場させていただくことが、できたんじゃないかなと思っています」
夢をかなえるため、三上選手が小学6年生のころから書き続けてきたという未来計画書。
三上紗也可さん
「目標をまず始めに作って、それからどういった方向性で、どういった内容で目標に近づいて行くのかっていうのは、こういったシートを活用するのもいいかなって思っています」
間近で見るオリンピアンの話に子どもたちは、時折メモを取りながら熱心に聞き入っていました。そして、授業の後半では飛び込みの技も披露。
児童
「僕も水泳を習っているんですけど、何回も失敗して何度もやめそうになったけど、三上さんの話を聞いて、僕ももっと頑張らないとなって思いました」
「今日の話を聞いて心に残ったことは、しっかり書いておいてノートとかにまとめて一生懸命、頑張っていきたいです」
三上紗也可さん
「現在目標を持っている子も、そうでない子も、どんなところに将来のチャンスが広がっているか分からないですし、勇気をもってチャレンジすることで、こういったオリンピックに出場したりとか、こういった成績をどこで残せるか分からないので、何事もチャレンジしてみるっていうのが大事なんだなって思います」
子どもたちに挑戦することの大切さを伝えた三上選手。自身も4年後のロサンゼルスオリンピックに挑戦するということです。
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