鳥取県警は12月2日、境港市に住む50代の男性がSNS型投資詐欺の被害に遭い、4000万円余りをだまし取られたと発表しました。
警察によりますと、男性はことし7月インターネットで投資に関係する書き込みを見ていたところ、“投資の先生”と呼ばれている男と知り合ったということです。9月下旬には「注目は仮想通貨、方向性が分かれば稼げます。最強です」などのメッセージを目にし、勧められるまま、仮装通貨取引に使うアプリをスマホにダウンロード。
その後、9月21日から26日までの間に3回にわたり、指定された口座に約200万円を振り込み、投資利益の一部を回収できたため、取引を続ければ利益が出ると誤信。さらに9月28日から11月20日にかけて、合計3950万円を振り込み、アプリ上で仮装通貨取引を行いました。
被害男性が利益分の出金が一向にできず、男と連絡を取れなくなったため、不審に思い警察に相談したところ、4150万円に上る被害が発覚しました。
警察は「絶対に儲かる投資はなく“確実に稼げる”などのうたい文句は詐欺を疑ってほしいと、注意を呼びかけています。
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