島根県出雲市上下水道局は12月2日、出雲市内の上下水道事務所に勤める40代の男性職員が酒気帯び運転を行ったとして、11月29日付で停職1か月の懲戒処分にしたと発表しました。
懲戒処分を受けたのは、40代の男性職員です。11月22日の業務終了後、午後7時から午後11時半にかけて飲食店3軒で飲酒。その後、車内で1時間強の仮眠をとり、翌23日の午前1時半ごろ、車を運転し自宅に向かったところ、警察から停車指示を受け、呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されました。
男性職員は、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで立件され、23日の内に所属長に対し自ら酒気帯び運転を申し出たということです。
出雲市上下水道局は、男性職員の行為が法令に違反するなどとして、地方公務員法に基づき停職1か月の懲戒処分にしました。
男性職員は「非常に反省している。ご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げたい」と話しているということです。
職員が行った酒気帯び運転に対し、出雲市上下水道局の管理者は「今後、このような事態を二度と起こさないために、改めて服務規律確保の徹底と法令順守について、全職員へ研修し、意識の向上を図っていく。信頼回復に努めたい」とコメントを発表しています。