自分でさばいた魚を食べて、その魅力を学びました。鳥取市の中学校で地元で水揚げされた魚を使った料理教室が開かれました。
鳥取市の湖東中学校で開かれた料理教室は、魚の魅力を伝えようと鳥取県漁業協同組合が開いたものです。12月9日は、2年生の生徒たちが鳥取県で水揚げされたアジを使ってフライ作りに挑戦しましたが、ほとんどの生徒が魚をさばいたことがありません。
3枚おろしでは、講師を務めた漁協の職員から「身と骨の間にしっかりと包丁を入れる事が大事」と、コツを教わりながらアジをさばいていきました。
生徒
「特に3枚おろしの時に骨とかによく当たってたので、そこが難しかったです」
「(家は)賀露海岸が近いので、自分で釣った魚を自分でさばいて食べたいと思っています」
そして、生徒たちは、完成したアジフライをおいしそうにほおばっていました。
鳥取県漁業協同組合 久保利晋一さん
「すごいきれいなさばき方でした。大人になった時に学生の時に魚をさばいたということを思い起こしてもらえたらいいなと思います」
鳥取県漁協では、来年以降も県内の学校と連携し、魚をさばく料理教室を開催して、地元の魚の魅力を伝えていきたいとしています。
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