来年秋に放送される朝の連続テレビ小説「ばけばけ」を島根県内の観光振興につなげようと官民連携の協議会が立ち上がりました。
松江ゆかりの作家・小泉八雲と妻・セツの物語をモデルにした来年秋放送の連続テレビ小説「ばけばけ」。そのドラマ効果を観光振興につなげていくため、12月16日に松江市で自治体や地元の商工会議所などが参加する協議会が立ち上がりました。
その名も「小泉八雲・セツのドラマをイカしてバケる松江推進協議会」。
松江市によりますと今年の地域ブランド調査で市の認知度は全国142位。新型コロナの影響で観光客の数や観光の消費額も低迷が続いています。こうした中、協議会は、観光客の受け入れ環境の整備や周遊促進、関連商品の開発などを進めることで「ばけばけ」を観光回復の起爆剤にしたい考えです。
推進協議会 上定昭仁 会長
「松江が一段パワーアップ、バージョンアップして“バケていく”という1年にしていければと期待しているところでございます」
次回の協議会は来年1月以降に開く予定で、今後の具体的な取り組みなどを話し合うということです。
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