ウィンターシーズンの始まりです。島根県飯南町のスキー場では、12月20日から営業が始まり、多くのスキーヤーでにぎわいました。
高井和代 記者
「オープン初日を迎えた琴引フォレストパーク。今年は、初心者用のリフトに加えて久々に、中級用のリフトも動いて好調な滑り出しとなりました」
中国山地の標高約500メートルにある、琴引フォレストパークスキー場。オープン初日の20日は、県内外から、ウィンタースポーツを待ちわびたスキーヤーが集まり、初すべりを楽しんでいました。
琴引フォレストパークスキー場 田中宏明さん
「大変喜んでおります。正直、こんなにお客さん入っていただけるとは思ってませんでしたので。まずオープン日にここまで降ることは珍しくて、大変喜んでおります」
温暖化などによる雪不足のため、例年、このスキー場では人工雪でオープンに間に合わせていました。しかし今年は、18日の夜、まとまった雪が降ったことで人工雪の上に天然雪が積もり積雪は70センチ。雪が降ったおかげで、例年オープン時には動いていなかった、中級用のリフトも動かせました。
男性
「今日最高です。普段の行いがいいんでしょうね」
「雪がいいと足に負担がないから思いっきり滑りそうですね」
スキー場によりますと、年末年始も、寒波が見込まれることから3月上旬までのシーズン中、去年より約1万人多い、3万人の来場を見込んでいます。なお、鳥取県大山町の大山ホワイトリゾートと若桜氷ノ山スキー場は12月21日にオープンする予定です。
この記事の動画はこちらから再生できます