今年も残すところ10日ほどー。島根県出雲市の出雲大社で12月20日から始まったのは、「御煤払(おすすはらい)」。この1年間にたまったほこりを払い落とすための神事で、千家宮司ら神職15人が、前日から身を清め烏帽子(えぼし)と白い狩衣(かりぎぬ)を着用して行います。
笹(ささ)や和紙を先につけた長い竹をはたきに、国宝に指定されている本殿のはりや軒下にたまったほこりを丹念に払い落としていきました。
出雲大社では毎年12月20日から6日間かけて、本殿や拝殿、神楽殿など全ての建物の大掃除が行われます。出雲大社によりますと、来年の正月三が日には、コロナ禍前並みの合わせて70万人の人出がある見込みだということです。
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