12月20日、中国電力は島根原発2号機の既定の出力で発電する検査を2日早め、12月23日から行うと発表しました。
12月7日に再稼働した島根原発2号機は現在、原子炉を止めて、各設備の点検・清掃を行う「中間停止」と言われる工程に入っています。そして、12月25日から原子炉を再起動し、定格出力の82万キロワットで発電する検査を行う予定でした。
しかし、必要な作業が想定よりも早期に終了する見通しとなったことから、中国電力は予定を2日繰り上げ、12月23日から発電検査を行うと発表しました。
今のところ1月10日に予定している営業運転再開に変更はないとしています。
中国電力は「引き続き安全確保を第一に、営業運転再開に向けた設備の検査・点検等を行うなど、一つ一つの工程を丁寧に進めてまいります」としています。