インターネットの普及で、闇バイトや特殊詐欺などといったリスクが高まる現代で、人々を守るための会議が、鳥取市で開かれました。
12月20日に開かれたのは、増加しているSNSを使った犯罪についての対策会議です。闇バイトなどの犯罪被害のリスクや、誤った情報に惑わされる危険性が高まっていることを受けて行われました。
会議には鳥取県の平井県知事や県警幹部などが参加。鳥取県警察本部は、特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害が出ていることや、闇バイト募集と見られるメールへの相談が届いていることを報告。相談窓口の体制強化や、対応の迅速化、被害の実態を踏まえた広報活動の充実を図ることを説明しました。
また、鳥取県からはマンガやSNSを使った闇バイトの実態を伝える活動や、60代以上が住む世帯に防犯カメラやセンサーライト等の補助金受付を始めることなどが説明されました。
鳥取県は県民や地域の安全を守るため、部局や組織を越えて対処していくとしています。
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