今年も残すところ、あとわずか。そこで今回のテーマは、2024年を振り返るデータ「都道府県名と一緒に検索された言葉ランキング」。Googleが毎年発表しているもので、「島根県」「鳥取県」と一緒に、どんな言葉が検索されたのか、紹介します。
■ 島根県では 夏の熱狂!
第3位「鳥インフルエンザ」10月、大田市の農場で確認されました。
第2位「岸田文雄」4月に、当時総理大臣だった岸田氏が島根入り。
第1位「大社高等学校」この夏、“大社旋風”を巻き起こしました。
32年ぶりに出場した夏の甲子園で旋風を巻き起こした、大社高校。兵庫の報徳学園、長崎の創成館、西東京の早稲田実業と強豪を次々と倒し、ベスト8に進みました。
出雲市ではパブリックビューイングが行われ、大勢の人が見守ったほか、選手の父親が経営するスーパーには、野球部の活躍に期待する人が連日訪れるなど、地元が熱狂しました。
■ 鳥取県でも 躍進の高校が
第3位「メルキュール鳥取大山リゾート&スパ」4月に開業したリゾートホテルです。
第2位「鳥取1区」10月の衆議院選挙を受け、石破首相の選挙区が注目されました。
第1位「鳥取城北高等学校」スポーツや文化で躍進した1年となりました。
2024年3月の大相撲春場所。鳥取城北出身・尊富士が、新入幕で優勝し、110年ぶりの快挙を成し遂げました。一方、現役の相撲部員たちも、3月と5月の全国大会や、10月の国スポで団体優勝を果たすなど、躍動した1年となりました。
スポーツだけではありません。全国の高校生が、字の美しさやメッセージ性で競い合う、書道パフォーマンス甲子園。その全国大会で2連覇を達成したのです。
鳥取城北高校 書道部 小林 愛音 部長
「支えてくださったすべての方々、2連覇とりました。ありがとうございました」
■ 高校生の活躍が目立った1年
ということで、山陰両県ともに、高校が注目される異例の結果となりました。来年はどんな1年になるでしょうか。