サッカーJ3・ガイナーレ鳥取を運営するSC鳥取の岡野雅行GM(ゼネラルマネージャー)が12月23日付で退任することが分かりました。退任後は、関東1部リーグの社会人サッカークラブ・南葛SCに移る予定だということです。
元日本代表で「野人」のニックネームで親しまれてきた岡野GMは、2009年に選手としてガイナーレ鳥取に加入。2013年の現役引退後はGMに就任し、チームの運営に携わってきました。
ガイナーレ鳥取は2014年シーズンにJ2からJ3へ降格。以降、J2昇格を目指し、チームの強化に取り組んでいましたが、2024年シーズンの最終順位は13位と成績は伸び悩んでいました。
岡野GMの退任を受け、SC鳥取の塚野真樹社長は「言葉では言い尽くせない経験を2人でしてきました。いつか大きく飛躍し、私にとっては別れとなる、と数年前から覚悟はしておりました。オカ、いつものお金の心配ばかりさせて申し訳なかったです」とコメントを発表しています。
岡野GMに複数のクラブからオファーがある中で、退任を決断したということです。今後は、関東1部リーグの社会人サッカークラブ・南葛SCで事業本部長として2025年シーズンからクラブ運営に関わる予定です。
岡野GMは12月26日、本拠地のAxisバードスタジアム(鳥取市)で退任会見を開くということです。