爽やかに晴れた12月23日朝の大山。各地のスキー場では、本格的なスキーシーズンを迎えています。
訪れた人
「今年初滑りです。楽しいです」
12月21日にスキー場の営業が始まった鳥取県大山町にあるスキー場「だいせんホワイトリゾート」では、23日は平日にもかかわらずスキーやスノーボードを楽しむ客でにぎわっていました。こちらのスキー場では、中の原と豪円山エリアのスキー場で営業を開始。21日から2日連続で雪が降り積もり、12月23日朝の積雪は65センチ。新雪とあって、柔らかくて滑りやすいパウダースノーでゲレンデはベストコンデイションにー。
訪れた人
「今年初ですね」
Q.雪質は?
「最高ですね」
「今日はすごく雪質が良くて、気持ち良く滑れています。気分爽快です」
Q.クリスマス前に雪があるのは?
「最高です。”ホワイトクリスマス”です」
訪れた人たちは、日本海の絶景も楽しみながら、気持ち良さそうに今シーズン初めての滑りを満喫していました。
だいせんホワイトリゾート 尾関雅大さん
「良いスタート切れたんじゃないかと思います。雪質もとても良く、雪の量も十分なので、このまま積雪が十分な状態でゲレンデオープンしていきたい」
だいせんホワイトリゾートでは、そのほかのエリアも準備が整い次第、営業を始めるということです。今シーズンは、来年3月20日ごろまで営業する予定で、12万人の人出を見込んでいます。
◇ ◇
一方、鳥取県若桜町の「わかさ氷ノ山スキー場」では、12月21日に関係者など約300人が出席して、今シーズンの安全を祈願する神事が執り行われました。神事の後には、和太鼓が披露され、スキー場の営業開始を祝いました。
21日の積雪は50センチ。スキー場開きと同じ日に営業開始を迎えたのは、3年ぶりです。営業が始まると、ゲレンデには颯爽(さっそう)と滑るスキーヤーやスノーボーダーの姿が―。また、サポートを受けながらスキーの練習をする人の姿も見られました。
訪れた人
「滑るの楽しかった」
「初めてなので、本当にスキーって難しいんだなって知りました」
「去年は来れてないので、久々っていうのが一番楽しいですね」
オープン初日は、リフト代が無料ということもあって長蛇の列ができていました。昨シーズンは雪が少なく、利用客は約2万1000人でしたが、今シーズンは、4万人の利用を見込んでいます。
若桜町観光協会 徳田考重 事務局長
「パウダースノーでね、氷ノ山の雪質は非常にいいものですから、関西圏からのお客さんも多いということもありますので、これから十分期待ができるかなと、今年は思っております」
わかさ氷ノ山スキー場の営業は3月末までの予定だということです。
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