入院中の子どもたちを激励しようと、鳥取県米子市の病院に身長2メートルを超える”サンタクロース”が登場しました。
12月24日、米子市にある鳥取大学医学部附属病院に現れたのは、サンタの帽子をかぶった島根スサノオマジックの選手3人です。この企画は、鳥大病院が、去年9月に社会貢献活動とメディカルケアに関して島根スサノオマジックと締結した連携協定に基づく活動の一環で、院内ボランテイアとして初めて行われました。
身長が2メートルを超えるニック・ケイ選手とジェームズ・マイケル・マカドゥ選手。それに北川弘選手の3人がふんする大きな身体の”スサノオサンタ”は、小児病棟を「メリークリスマス」と声をかけながら、一室ずつ訪ねて回りました。そして、入院中の子どもたち一人ひとりにおもちゃのセットをプレゼントしていました。
入院中の子ども
「(バスケット選手は)めっちゃ大きかった。身長もめっちゃ高かった。楽しいクリスマスになったので本当に良かったです。うれしいです」
入院中の子どもたちは、選手にお礼の言葉をつづった寄せ書きを贈り、感謝の気持ちを届けていました。
北川弘 選手
「(入院中の子どもたちに)頑張れという言葉をかけるより、僕たちが来てちょっとでも元気になってもらえば。(自分も)より一層頑張らない といけないなと思いました」
ジェームズ・マイケル・マカドゥ 選手
「子どもたちには、一緒に戦っているのは彼らだけでなく私たちもだし、アリーナで近い将来、彼らの顔を見ることができたらそれ以上うれしいことはない」
島根スサノオマジックの選手たちは、普段、この病院にあるスポーツ医科学センターで診察やメディカルケアなど医学的なサポートを受けています。今回のクリスマス交流イベントは、病院とスサノオマジックとのさらなる連携強化にもつながりました。
普段は、静かな小児病棟ですが、クリスマスイブの24日は、歓声が響いていました。
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