鳥取県の歴史や民俗への理解を深める講座が、鳥取市の鳥取県立博物館で開かれました。
この講座は、年の暮れや正月にちなんだ鳥取県に伝わる民話や伝説を語り部が紹介し、学芸員がその背景などを解説するというものです。今年100歳の中嶋須美子さんは、村人が庄屋から牛をだまし取る「なまけ者の初夢」を鳥取弁を交えて披露しました。
このほか、4人の語り部が「貧乏神と福の神」や来年の巳年にちなんだ「多鯰ヶ池(たねがいけ)の主」などのエピソードを面白おかしく話しました。
来館者
「昔から伝わっているお話は温かいし、また今につながるいいお話だなっていうふうにも思いました」
このイベントは毎年、お盆と年の瀬に開かれています。
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