島根県出雲市の保育園では毎年恒例の剣道の寒稽古が行われ、子どもたちが元気に竹刀を振りました。時折雪が降る中、子どもたちの元気な声が響いていました。
出雲市にある、たちばな保育園。年長の子どもたち約40人が参加したのは剣道の寒稽古です。地元の剣道講師を招き、日本の文化に触れながら丈夫な体づくりをしようと、50年前から続く新年の恒例行事です。子どもたちは頭に白い鉢巻きを締め、半ズボンに素足と気合いが入った装いで稽古に臨みます。
手本となるのは卒園生たち。力強い掛け声とともに走り出し、一本!子どもたちは慣れないすり足や背丈ほどもある長い竹刀の扱いに苦戦しながら一生懸命、稽古に励んでいました。
参加した園児
「楽しかった」
Q.何が楽しかった?
「面を打つの」
「寒かったけど頑張った」
講師 井上浩𠮷さん
「非常に覚えが早くて。寒さに打ち勝って、大きい声出して目標を持って成し遂げてほしい」
寒稽古は、10日まで行われ、最終日には家族の前で練習の成果を発表することになっています。
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